人事・労務の玉手箱掲載原稿 2013年度掲載

面倒なことに積極的ですか?

投稿日:2013年1月30日 更新日:


クライアントの年1回の合宿でのこと。ある車屋さんで伺ったお話の中で、興味深い一節がありました。

それは、「レンタカーの売上比率が上がっている」というものです。

もちろん、わたしが全体の売上や取扱品目の各構成比、各商品の粗利バランスなどを把握しているわけではありませんから、一概にいいとは言い切れません。
加えて誤解いただきたくないのですが、何も“レンタルが商売としていい”ということを言っているわけでもありません。

話には続きがあります。


よくよく話を伺っていると、お店の方は保険に対する知識が深く、面倒な手続きまでワンストップで行っており、その点が重宝されているようです。
また、返却の度にメンテナンスもしっかりされるそう。品質も保たれます。

おそらく、これらはとても面倒なことです。しかも、面倒なことほど、すぐに大きな売上には直結しないことが多いものです。

ですが、そういった面倒なことほど積極的になること。

ここに、活路があります。

なぜなら、競合や大手がやりたがらないことで、お客様が喜ぶことだからです。いわゆる「弱者の兵法」と呼ばれるものです。

同じように、「ニュースレターの作成代行」というサービスを展開している友人がいますが、これも弱者の兵法。面倒で売上も大きくない分野のため、大手は参入しません。なので彼の独壇場です。今では1人でまわりきれないほどになっています。

あなたの会社の商品、サービスでも、手間のかかることや競合がやりたがらないことをひとつ、探してみてください。きっと、そこにヒントがあるはずです。

-人事・労務の玉手箱掲載原稿, 2013年度掲載

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