長期利益のマーケティング 人事・労務の玉手箱掲載原稿 2014年度掲載 ベースとなる考え方

ビジネスにおける「仕組み化」の定義って何か考えてみた。

投稿日:2014年3月30日 更新日:


なんとなくわかっているようでわかっていない言葉ってありますよね?

「仕組み化」という言葉も、そんな言葉の中の1つではないでしょうか。今回はこんなエピソードをもとに、「仕組み化」という言葉に少し触れてみましょう。

先日、友人からこんなことを言われました。

「唐木さーん、そのメガネ、スキがなさそうに見えるんじゃない?」

私は素直ですので(そう自分で言う人間に限って素直じゃないことは多い)、「あぁ、やっぱ“どう見えるか”に気を配ることも大事だなぁ」と思い、メガネを買いに行くことにしました。物は試し。まずは気軽に買える、あるロープライスのメガネチェーン店に行きました。

すると、面白いんですよ。
視力測定の仕組みが。

メガネのフレームを選んだ後から購入までの流れは、アンケート→カウンセリング→視力測定という順番で、従来のメガネ屋さんと大して変わりません。

面白いのはその内容。
時間短縮の工夫が割とマメ。

まず、アンケートで「要測定」か「従来のメガネに合わせる」かの選択を迫られます。ここで「測定の手間」を省きます。これだけで時間は大幅短縮。私は「要測定」を選びましたので、視力測定をやってもらいました。視力測定そのものはよくあるやつです。1カ所穴のあいたマルが出て来て、「どこが空いていますか〜?」と聞かれるアレです。

ですが、コレ、スタッフさんが扱っている機械を見ているとすっごい単純なんですよ。何が単純かって、「組み合わせが3パターンしかない」んです。これなら誰でも出来るし、ここでも大幅に時間短縮出来るわけです。(ま、先にそれを見られると正確な測定は出来ませんが…)

それだけではなく、リスクヘッジもちゃんとやっています。
何かというと「できるだけ現状のレンズに合わせる」ということ。

カウンセリング時には、「今のメガネ、違和感ないですか?」と聞き、視力測定時には従来のメガネでも測定を行い、見え方に問題がないことを確認する。そうすれば、改めて視力測定を行おうが「現状のレンズに合わせておけば問題がない」ということになり、クレームは防げる。こういう図式です。

こう考えると、仕組み化とは「半分以下の労力で、同じクオリティのものを2倍以上の効率で提供する為の工夫」と、1つ定義することができるのではないでしょうか。そのためには「難しいことはヨソでやってもらう」という割り切りも必要になってきます。

そう考えると、あなたが提供している従来のサービスも、全く別のものにリニューアルすることも出来るわけです。

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