組織論・チーム論的なもの チームづくりのヒント コミュニケーションのヒント

相手ではなく、ビジョンに向き合おう。

投稿日:2014年5月19日 更新日:


こんにちは。唐木です。

先日、友人にお誘いいただき、
カブキ竜平さんの講演会に伺いました。

高校生からの哲学 般若心経に学ぶ
という本を執筆されていて、
長年教育の分野で尽力されてきた方です。

この日のテーマも、
「本当の幸せとは?」というもの。
テーマも抽象度が高く広範なものですし、
客層も様々ですから
テーマに対するバックグラウンドも様々。
アプローチの仕方は難しかったと思います。


で、
この講演の中で印象的なキーワードが
ありまして、それは、
「両方押さえる」
というものでした。

カブキさんはその1つの例として、
ご自身が受けられた恋愛相談の話を
持ち出されていました。

細かいところは省きますが、
バツイチの女性に男性がアプローチ。
しかも、年齢は男性の方が8つ下ときた。
おまけに結婚の条件は婿養子に入ること。
これはなかなかハードルが高い。

そこを順を追って解決していくわけです。

この場合、
当然ながら“年下の男の子”の本気度は
確認しないといけないし、
婿養子に入ることも
男性に納得してもらわないといけないし、
何より両親の承諾がハードルは高い。

いや、納得というよりも、
向こうサイドが 「こちらこそお願いいたします!」
という状態に着地するのがベスト。

その際に
「両方押さえる」
ことが必要になってくるわけです。


先ほどの話で、
この「両方」を考えると、
婿養子に入ってもらうことに対しては、
一方が男性をうまくその気にさせること、
もう一方は男性側の両親であることは、
わかりやすいと思います。

男性の本気度の確認に関しては
一方が男性自身であることはもちろん、
もう一方の、
相談を持ちかけた女性本人の気持ちも
確認の必要があります。

両方を1つずつ押さえ、
諸々の課題を踏まえて乗り越えて行く。
この例を見てみても、
一方に偏っては
うまくいきようがないことがわかります。


これ、
相手よりもビジョンに向き合う
という風にも表現できそうです。

相手に向き合いすぎると、
相手によかれと思ってやっていることが
いつしかどんどんエスカレートし、
ついには相手を操作しようとしてしまう。
相手が思い通りにならないと苛立つ。
そしてその苛立ちをぶつけてしまう。
そんなことは往々にしてあるのでは
ないでしょうか?
それでは結果何も残りません。

一方、
相手ではなくビジョンに向き合うと、
両方押さえることがやりやすくなる。
関わる人が最大公約数でよくなるよう、
1つずつ押さえ、バランスを取り、
踏まえて乗り越えることができる。
だからこそ、
相手に過剰に向き合わず、
ビジョンに対して向き合うこと。
これがきっと、
コミュニティの健全なあり方
なのでしょう。

-組織論・チーム論的なもの, チームづくりのヒント, コミュニケーションのヒント

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