長期利益のマーケティング 顧客とよい関係を育むヒント

売上と居心地のバランスをとる。

投稿日:2014年5月29日 更新日:


こんにちは。唐木です。

お店って、
ちょっとした変化で
また行きたくもなるし、
もう行きたくなくなる。
その両方の可能性があります。

先日、
カフェで仕事をしていましたが、
ここが結構いいんです。

IMG_5360

こんな感じで眺めもいいし、
コーヒーもおいしい。

何より、
天井が高く、席間にゆとりがある。
ギュウギュウで狭苦しくはないのです。

おかげでリラックス出来て、頭がラク。
居心地がいいのです。


むかーし、
何かの記事でこんな話をみたんですけど、
ユニクロなんかも
必要な売上から必要な坪効率を換算し、
コンセプトや中長期的な展望に合わせ、
そこに結びつけられるよう、
什器配列や陳列含め、
店舗デザインを設計に落とし込む。
それをちゃんとデザイナーがやっている。

そんな内容の話だったような、
なんだかうろ覚えの内容です。

もちろん、
これは小売でも飲食でも当たり前の話で、
ちゃーんと売上が立ち、
ちゃーんと利益が残るよう、
坪効率などの指標をベースに
設計しなきゃならんわけです。

たいていのお店はそう考えています。


しかし、
片手落ちになっちゃいけない。
何が片手落ちかって、
売上ばっかり見ちゃうと、
バランスが崩れるわけです。

たとえば、
そのお店が元々、
家でも会社でもない
あなたにとっての第3の場所、
サードプレイス。
居心地のいいあなただけの空間。

そんなコンセプトを掲げていたら、
売上や坪効率から逆算した売場設計は
“いきすぎると”逆効果になってしまう。

売上の最大化をはかりたい。
そのために坪効率を最大化する。
そのために席数を増やす。
そのために席間をちょっとつめる。
そうすると、
確かに売上は増えるかもしれない。
席数も増えるし、
席間が狭いならそんなに長くいれないし。
(つまり回転がよくなる)

だから、
坪効率の最大化をはかった上で
もたらされる売上増は、
もしかすると、
一時的なものになるかもしれない、
ということです。

売上と居心地のバランスが崩れることで、
一時的な売上の代わりに
長期的なリピーターを失っているから。


だから、バランスって
売上と居心地のバランスでもあるし
コンセプトと実態のバランスでもある。

進化ってトレードオフなわけだから、
何かを突出させた代わりに、
何がその代償として失われるのか?

それを考えることで、
バランスを見失わないように したいものだと思います。

-長期利益のマーケティング, 顧客とよい関係を育むヒント

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