長期利益のマーケティング 人事・労務の玉手箱掲載原稿 2014年度掲載 自社にあった販促の選び方

自社メディア次第で「小が大を制せる」時代。

投稿日:2014年5月30日 更新日:


小が大を制せる時代。
制するというよりも、より「弱者の兵法」が使いやすくなった時代。
資本に頼らないやり方に目を向ければ、活路は見えやすくなってきている。

最近のFacebookをはじめとするSNSやYouTubeといった伸びているメディアを見たり使ったりしていると、強くそう感じます。

以前、Facebookページのリーチ率について書かれた記事を読みました。
どんな内容かというと、仮に企業が自社のFacebookページに投稿したとしても、当然、それはすべて表示されたり読まれたりしているわけではありません。では、「どのように表示する記事を選んでいるか?」というものです。

記事によると、判断基準は、投稿者への興味関心、投稿の反響、過去実績、投稿タイプ、最近である度合いといったところになるようですが、これ、なかなかまともな判断基準だと思いません?

現にクライアントのFacebookページを見ていても、投稿頻度に比例してページのファン数やいいね!の数はもちろん、平均してリーチする(投稿が見られる)範囲も拡大しています。発表資料にもよりますが、一説では大手企業のリーチ率が2%程度と言われる中、あるクライアントの3月のリーチ率は128%…。ちゃんとコンテンツに注力すれば、ファン数は少なくともより多くの人に情報が届くということです。

ここで、どれだけの人に読まれるかというリーチ率について比較してみます。
この確率の変動により、届く人の数(=分子)がどれだけ変わるのかについての比較です。

先ほど、大手企業のFacebookページのリーチ率が、だいたい2%くらいと書かれていたことをお伝えしました。
そこで仮に、ファン数が1万人いるとします。
リーチ率が2%となると

1万人×2%=200人

に情報が届くということになります。

一方、たとえファン数が100人だとしても、
リーチ率が128%なら、

100人×128%=128人

に情報が届きます。

母数であるファン数が10分の1でも、情報が届く人数の差はたった72人でしかないのです。

これは、企業規模や知名度がそれだけでアドバンテージになる時代は終わったことを意味します。SNSをはじめとする自社メディアも、ちゃんと運用すれば小が大を制すことができる。知名度も予算も必要ないということです。

あなたの会社では「自社メディア」を持っていますか?
持っていないなら、あなたの業界や会社のお客、その属性に合った自社メディアの運用をはじめること。
SNSでもアナログの紙媒体でも何でもいいです。はじめることです。

持っているなら、ちゃんと運用すること。
幸い、ネットの長所はすぐに結果がフィードバックされることです。改善しやすいということ。
ちゃんと運用するとは、発信&改善を繰り返しながら、顧客との良好な接点を増やしていくことです。

どちらの方法でも結構です。
改めて、自社メディアを持つ、運用することについて考え直してみてはいかがでしょうか。
間違いなく、小が大を制せる時代になっています。

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