長期利益のマーケティング 自社にあった販促の選び方 ベースとなる考え方

加齢臭が漂う方法を採用してみる。

投稿日:2014年7月2日 更新日:


こんにちは。唐木です。

先日お誘いいただいたセミナーに出ましたところ、こんなお話を聞いたのです。大雑把にざっくりと(同じ意味ですが)、まとめてみたいと思います。

私の解釈では、「人脈ってのはやっぱり大事だし、袖触れ合うも多生の縁なので、ちょっとしたチャンスを活かし、気配り、サプライズをもって、縁をメンテナンスしていくことって大事でっせ〜」というものでした。
そのためには、相手の好みなどをキャバ嬢のようにメモし、データベース化し(別にキャバには行っていませんが、私もこれは本当に大事だと思っている)、お土産、お祝い、サプライズ等でとにかくその人を喜ばせる。これを、コツコツコツコツくり返す。いわゆる「マメな行動」を積み上げて行ったからこそ、今の自分があります、というものでした。


さて、こういう話を聞くと、

「そんなんただの精神論やん」
「そんなんしていくらになるん?」
「そんなん今時はやらんて」

なーんて思う人も必ずいます。私はそれはそれで一理あると思いますし、元来天邪鬼な性質なので、「ただの精神論」とバッサリ切り捨てるかのようにみられがちですが、案外そうでもありません。このやり方、私は非常に賛成派です。

ここでちょっと考えてみましょう。

まず、お土産やお祝いのみならず、ちょっとしたハガキやお手紙も気配りの1つだと思いますが、そういう「アナログな気配り」がさりげなく習慣的に出来る人って、年齢を重ねれば重ねるほど、出来る人が増えるような気がします。百貨店のお中元、お歳暮のコーナーに行っても、若い人って少ないですからなまじっかこの仮説も的外れすぎることはないと思います。

つい先日、百貨店のお中元コーナーに行きましたが、実際、私が最年少でした。整理券の番号から推測するに、当日の来場客数は1000人を超えていたと思います。それだけいても、私が一番若い部類に入る。ひょっとすると、30代の客数は1%にも満たないのかもしれません。

と、いうことは、季節のご挨拶や贈答から日常のちょっとした気配り、サプライズまでがキッチリできるのは、若いビジネスマン(何ともあいまいなカテゴリー区分ですが)の中では少ないわけです。つまり、競合が少ないので、ちょっと出来るだけで思いっきり目立つわけです。喜んでもらえることだし、おまけに可愛がられやすい(別に可愛がられるためにやってませんよ)。 お中元なんかだと、それを実行するだけでトップ10%くらいには入るかもしれません。


販促でも何でもそうですが、もう忘れ去られた古代の遺物のような方法を採用すると、思わぬヒットになることがあります。周回遅れどころか「まだレース出てたんですか?」と言われるような方法です。それが当たることが多い。競合が少ないからです。

なので、人への接し方でも、販促でも何でもいいので、思いっきり加齢臭が漂うような方法を採用してみるのはアリなのです。競合が少ないですから、ちょっとの努力、いや、やるだけでもレバレッジが大きい。それに、その分野が自身の得意と重なった場合、さらにレバレッジが効いて思いっきり目立つはずです。

なので、冒頭の話はただの精神論と片付けることも出来ますが、解釈次第では全くそんなことはないのです。


加齢臭漂う方法を採用する

-長期利益のマーケティング, 自社にあった販促の選び方, ベースとなる考え方

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