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夏の高校野球の時期になると真面目に思う「指導者のクオリティ」について。

投稿日:2014年8月9日 更新日:


こんにちは。唐木です。

そろそろ甲子園での本戦が始まる夏の高校野球。この雨ですから間違いなく今日は中止だろうなと思っていたところ、台風の影響もあり、さっそく2日間の順延が決まったようです。

さて、この時期になると私、毎年決まってものすごーく真面目に思うことがあります。それは、スポーツの指導者、特に子供の成長期に関わるスポーツ指導者ってどれだけ責任重大かということです。


私は野球をよく観るのですが、高校野球はシステム的になかなか理不尽な側面があります。一発勝負のトーナメント戦ゆえ、勝ち進むほど試合毎の間隔が短くなります。そうなると一番負担がかかるのはピッチャー。

やったろうじゃん(複数投手なんて揃えられない)
このように、エース級を何人も揃えられる学校なんてまずありません。
それに、ピッチャーの頭数がいたとしても、普通は最も勝つ確率が高い1人を選びます。一発勝負のトーナメント戦。負けたらそこで終わりですから。


ここで問題だと思うのが、目先の勝ちを最優先する指導者ってかなり多いんじゃないかなということです。特に有望選手を多く預かる強豪校に多いと思います。強豪校に多いというか、「強豪校故に目立つ」ということでしょう。

もちろん、なんら具体的な数字をとったり、リサーチをしたりしたわけじゃないですから非常に感覚的な意見です。 でも、「将来有望だったのに酷使されて壊された選手」は残念ながらちょくちょく出てきますし、異常な練習量がご自慢の甲子園常連校から、プロで活躍する選手がほとんど出ていないことを見ても、やはり指導者の責任は大きいと思います。

やったろうじゃん(外野の圧力)
こんな風に外野の雑音が指導方針を歪めるのかもしれませんが、指導者は大人の事情に飲み込まれないようにすべき。特に、将来ある成長期の過程にある子供を預かる指導者は、です。


スポーツで大して実績を出せなかった自分が言うのも何ですけど、「成長期の過程でどんな指導者に出会えるかどうか」は、その後の人生を180°変えてしまうほど強烈なものだと思います。

私は中学から大学一回生まで7年間、陸上競技をさせてもらいましたが、この期間で得た「やればできる成功体験」がなければ、今、どんな人生を送っているかなんて想像できません。 これはひとえに、中学の時に出会った先生が「基本を大事にする」すばらしい指導力だったからです。この先生から目先の結果を優先させた指導は、一回たりとも受けた覚えはありません。

競技のスタート時点ですばらしい指導者に出会えたからこそ、早い段階で基礎が出来た。これは大きい。高校に入学してからは、この基礎のおかげで「自分で考えて調べてメニュー(アプローチ方法)を組み立てる」ことが出来るようになりました。自分の専門の種目である短距離の指導者は身近にいませんでしたから、自分で考えるしかないのです。

やったろうじゃん(選手一丸のチーム)


これ、仕事でも同じじゃないですか?
指導者を社長や上司に置き換えてみると、非常に近い内容だと思います。

「他人を変える」なんてゴーマン極まりない考え。 ただ、自分の言うこと、すること、そして「存在そのもの」も、それだけで他人を大きく変える可能性がある。よくも悪くもです。いい社長もそうでない社長もたくさん見ましたから、経験上、それは意識すべきだと言えます。 ビジネスでのよい指導者はもちろん、特に成長期の子供を預かるスポーツでよい指導者が増えることを切に願う次第です。

※画像引用元:やったろうじゃん/原秀則著



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