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2015年の干支、乙未(きのと・ひつじ)の意味

投稿日:2015年1月4日 更新日:


あけましておめでとうございます。唐木です。

「一年の計は元旦にあり」と言われるように、年があらたまるタイミングは気持ちの切り替えも自然と行いやすい時。1年の方針や計画を立てるにはよい日であることは確かです。不思議ですよね。12月31日と1月1日って、たった1日日付が変わるだけなのに。

しかし、ただやみくもにその時の気分で方針や計画を立てるのもいかがなものかなと思います(もちろん目的にもよりますが)。

そこで、私含め、特に社長によく使われている(といっても私の周りですが)年度方針、計画のためのツールをここでご紹介したいと思います。それは「干支(えと)」です。


「干支」を1年の方針や計画に使う理由。


干支というと、一般的には「今年はひつじ年だね」といったような捉え方をしますが、これは干支の「支」の部分だけの話です。

本来、干支は、

 干を幹、支を枝とし、 生命エネルギーの成長、発展、収縮、変化、それぞれの過程を、干を十段階、支を十二段階に分類、解説し、これらを組み合わせて合計60のカテゴリーに分け、時代に当てはめて解説したもの。そのため、十干十二支(じっかんじゅうにし)と呼ばれる。



という意味あり、 時勢を見るために歴史や経験則から帰納的に導きだした方向性と捉えることができます。歴史は繰り返しますから、先人の知恵は使わない手はないのです。



十干と十二支。その種類と読み方。


2015年の干支とその意味を見る前に、まず、十干と十二支について見てみます。

十干
甲(きのえ、木の兄)
乙(きのと、木の弟)
丙(ひのえ、火の兄)
丁(ひのと、火の弟)
戊(つちのえ、土の兄)
己(つちのと、土の弟)
庚(かのえ、金の兄)
辛(かのと、金の弟)
壬(みずのえ、水の兄)
癸(みずのと、水の弟)

これは中国の春秋戦国時代頃に発生した陰陽五行説の基本、木、火、土、金、水の五行のそれぞれに、陽を表す兄、陰を表す弟と、陰陽2つずつを順に配置して組み合わせたものです。


十二支
子(ね)
丑(うし)
寅(とら)
卯(う)
辰(たつ)
巳(み)
午(うま)
未(ひつじ)
申(さる)
酉(とり)
戌(いぬ)
亥(い、がい)

こちらは一般的になじみが深いですよね。

古代中国では、天空を12の方角に分け、それぞれの方角に記号として動物の名をあてがったようです。ただ、このあたりは諸説ありまして、元々は百姓など文盲の人でもわかりやすく理解でき、広まりやすくするために動物の名をあてがったという説もあります。
確かに、動物というアイコンを使うことで、広まりやすく、記憶に定着しやすくなったように思いますね。



2015年の干支は?


さて、気になるのは今年、2015年の干支とその意味ですが、

2015年は、乙未(きのと・ひつじ)の年です。

干と支のそれぞれの意味から、私の見解ではこのように解釈出来ます。

様々な抵抗により、取組みはなかなか成就しないかもしれないが、確固たる意志を持って創造にあたり、進める年。 その際、よくないこと、煩わしいことは果断に対処、整理整頓し、根固めしていくこと。


干は幹、支は枝と言われるように、干と支にはそれぞれに意味があり、かつ、干の方が大事で、干(幹)があってはじめて支(枝)があるということです。

そこで、念のため、それぞれの意味を見ておきます。


「乙(きのと)」 
前年の甲(きのえ)は、殻を破って芽を出す意。旧体制が破れ、革新の動きがはじまるが、本年の乙は、出た芽はまだ外界の抵抗が強く、まっすぐ伸びず屈折。紆余曲折し、悩む。よって、改革、創造を進めながらも抵抗は強いが、それでも進めなければダメ。

「未(ひつじ)」 
未=木の上層部、枝葉の繁茂=暗くなる。よって、暗くしてはいけないの意。繁茂した枝葉末節を払い落とし、生命発展させる。枝葉が茂りすぎると日光が遮られ、風通しが悪くなり、虫がつく。すると、成長が止まり、枯れだす。人も同じ。


乙未(きのと・ひつじ)の干と支の意味・解釈はそれぞれこのようなものです。 それぞれの意味から、粘り強い意志と行動が必要な年といえます。


ちなみに、2020年までの6年分の干支を調べてみましたが、2018年の戊戌(つちのえ・いぬ)の年がターニングポイントになりそうです。それまでの年で新旧勢力の衝突が激しくなり、この年が大整理の年に当たります。

いろいろなところでも2015年〜2020年あたりが過渡期、大転換の時期に当たることが言われていますから、2018年が社会のターニングポイントになる確率は高いかもしれません。

だからこそ、乙未の2015年は、前年からのことがなかなか芽が出なくても、辛抱強く挑戦する、続ける、くり返す粘り強さが必要かと思います。


何にせよ、備えあれば憂いなしです。

予測はあてずっぽうで不確実なものではなく、客観的に起こりうる確率の高いことに対して1つずつ自分で情報を集め、身の回りのことに当てはめて行くことで、少しずつ出来るものです。干支は先人の知恵であり、その「備え」のための予測の材料、すなわち情報の1つといっていいでしょう。

この1年を素敵なものにするためにも、1つ、参考にしてみてはいかがでしょうか。


追伸
毎年、私が干支とそれらが示す時勢について私が調べる時、参照にするのは以下の本です。

-トレンド

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