自分マネジメント 自分を知る方法 自助努力による成長へのヒント

自分の「キャラ」をうまく活用する方法

投稿日:


こんにちは。唐木です。

先日、久々に大阪に来た友人と食事をしていまして、こんな話になりました。


「唐木ちゃん、キングダムで誰が好き?」


35歳のいいオッサン同士が話していることなんて所詮こんなものです。でも、“こんなもの”な話こそ、楽しいものなんですよね。


ちなみにキングダムとは、

『キングダム』は、原泰久による日本の漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2006年9号より連載中。第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作。
(中略)
中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を中心に、戦乱の世を描く。 単行本の累計発行部数は1100万部以上。
出典:Wikipedia


ということで、漫画です。コミックの累計発行部数もかなりの数ですし、アニメ化もされている人気漫画です。

「キングダムなんて知らないし」

なんていう方も、ちょっと付き合って下さい。




・「誰」が好きなのか?それは「どういうこと」なのか?


この話題で友人と30分以上盛り上がったのですが、この友人と共通の友人が、誰が好きなのか、誰を好きそうなのかを1人1人当てはめて行くと、面白いことがわかるんですよね。


「そのまんま」なんです。


本人が自分に持っているイメージも、他人がその人に対して持っているイメージも。「あぁあぁ、それ、わかるわ〜」といった感じです。


たとえば、その友人は王騎というキャラが一番好きなようです。
最強ではないがレジェンドクラスの1人のキャラで、「そこには入っておきたいから」ということが、好きな理由のようです。これも身内だから「わかるわかる」になります。

ちなみに、私の場合は、羌瘣(きょうかい)というキャラが一番好きです。 このキャラは地味ながらも存在感が強い存在。主役ではなく、前に出るタイプではないが、実力はNo.1クラス。主役にはなりたくないが、そうされることもまんざらではない。群れることは好きではないが、完全に集団から切り離されることは嫌で、本当は適度にかまってほしいタイプ。

つまり、かなり面倒だということですね。


こんな風に私とその友人、そしてその周りの共通の友人を当てはめて行くと、数は少ないものの、全員、「あぁ、それやんなぁ〜」と、選択キャラと本人のキャラの一致に驚く結果になります。


このように本人と選択キャラの性質が一致するのは、高い確率で「自己を投影した結果」だからだと思います。自分の現在のそのままの姿や、自分の要素のうち、強いものが現れた姿。それが、好きなキャラクターにつながっているのでしょう。


ラベリングに使われるのか、それともラベリングを使うのか。


似たような話に「血液型」があります。


「あの人って絶対B型だよね!」


こんな風に、「その血液型からイメージされる特徴的な性質(性格)」が表に現れている場合、「あの人は◯型」と血液型を特定したがります。

これ、本当は血液型と性格には何ら相関関係はないはずなのに、血液型の「イメージ」と「その人の性格」を結びつけ、決定付けたがる。これはラベリングであり、レッテルを貼る作業であり、決めつけであり、単なる思い込みであるともいえます。


このラベリングのいいところでもあり、怖いところでもあるのは、その思い込みが実際に合っていようが間違っていようが「自分でその認識を強化しがち」なところです。


たとえば、

「あの人って絶対B型だよね!」

「B型って短気だよね」

(頭の中で「B型=短気」になる)

(「あの人」の短気なところを探しだす)

(「あの人」の短気なところが「たまたま」見つかる)

「ほら!やっぱりB型って短気じゃない!」

「ほら!あの人ってやっぱり短気じゃない!」

(「あの人=短気」が思考の中に定着する)

(さらに「あの人の短気なところ」を探し出す)

(また、「たまたま」、「あの人の」短気なところが見つかる)

「やっぱあの人って短気だわ〜」

(「あの人=短気」の認識が強化される)

(そのうち、「B型=短気」の図式になる)



といった感じです。


これ、かなり危険じゃないですか?

「あの人」を100とすると、もしかしたら、そのうち90くらいは気長な面が占めているのかもしれません。その場合、残りの10を拾い出し、あたかもその人の100であるかのように自分で思い込んでしまう。これは認識を歪めていることに他ならず、ラベリンングに「使われている」といっていいでしょう。



・ラベリングをうまく使う方法


では、このラベリングは危険なものなのかといえば、そう決めつけることもできません。先ほどお伝えした通り、「いいところ」もあるのです。自分であれた人であれ、事実を認識しながらも、よい思い込みをすることでよい方向に向かえばよいと思います。 すなわち、ラベリングに使われるのではなく、ラベリングをよい方向に使えばよいという事になります。

そのためには2つ、大事なことがあると思います。




1. ラベリングをしていると認識する


1つの意見があれば、違う意見もあります。反対意見もあります。見方も同じです。つまり、自分は「ラベリング」を行っており、その「ラベリング」は絶対ではないという前提に立つ必要があります。

何か1つの意見や見方をしたとき、「それは本当にそうなのか?」と問いかけること。または、その自問を頭の片隅に置いておくこと。

人間、身体と同じで思考も、生きていれば必ず「歪み」や「偏り」が生じます。それは知らず知らずのうちに生じ、進行しています。「それは本当にそうなのか?」と自分に問いかけることは、ニュートラルに戻る1つの方法でしょう。

まずは、ラベリングをしている自分を認識すること。ここがスタートです。



2. ラベルを貼り替える


ラベリングですから、「貼った」のであれば、「はがせる」可能性はありますし、「貼り替えられる」可能性もあります。

自分に対しても相手に対しても、ラベリングは合っていることもあれば間違っていることもあります。 ですから、まず、事実をなるべく正確に把握した上で、貼付いたラベルが嫌ならはがす。そして貼り替える。そうやって思い込みに気づき、自分で認識を変えることも様々なことに有効な手ではないかと思います。

冒頭のキングダムの例でいくと、好きなキャラを変える、変えたキャラの性質を実生活で取り入れてみる、演じてみるといった方法が有効かもしれません。


いずれにせよ、ラベリングは、何かしらまわりの影響を受けた自分が行っているものですから、それに使われるよりも、よい方向に使う方がよいのです。漫画やアニメのキャラクターは、そのよい材料の1つになるでしょう。


-自分マネジメント, 自分を知る方法, 自助努力による成長へのヒント

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

DNA検査やってみました。

こんにちは。唐木です。 今日はちょっとした“遊び”の提案です。 役に立つかもしれない“遊び”です。 ▼ 先日、遺伝子検査の検査結果が届きました。 遺伝子検査といっても親子関係の有無を検査するアレではな …

仕事も、ファインプレーはいらない。

こんにちは。 プロ野球が開幕しましたが、毎年、 順位予想がことごとく外れる唐木です。 順位予想が外れる。 この点に関しては野球評論家並みです。 まぁ、それだけ評論家も私もたいして アテにならないわけで …

理論も常識も自分でつくりかえる。

こんにちは。唐木です。 「セオリーどおりはかまわんが、 パターンどおりには打つな!」 この言葉が大好きな唐木です。 常識って大してアテにならないし、 アテにしてはいけないということ。 そんな話をします …

「先送り」は生物学的に正しい、ようです。

こんにちは。 生き残るというキーワードに反応する 唐木です。 この本、面白かったです。 「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術 (講談社プラスアルファ新書) 著者は、岡山大学大学院、 環境生 …

1万時間の法則から、仕事で伸ばすスキルについて考えてみる(その2)

  目次1 1万時間の法則についての前回のまとめ2 1万時間の長さの違いをもたらすもの3 では、仕事における選択の条件は? 1万時間の法則についての前回のまとめ   こんにちは。唐 …

アーカイブ

ソーシャルメディア