長期利益のマーケティング ベースとなる考え方

小さな流入経路の蓄積こそ、後で効いてくる

投稿日:2015年4月9日 更新日:

 

こんにちは。唐木です。

 

先日、クライアント先のWEBサポートスタッフさんとやりとりしていた時、こんな話が出ました。

 

「ときに売上に貢献したりしてます。」

 

何の話かというと、以前仕込んだあるサービスから、問合せや受注にちょくちょくつながって来ているという話です。あるサービスといっても特別なものではありません。顧客対応をよりしっかり出来るよう、専用のメール相談窓口をつくっただけです。

でも、つくった当初はそこまで期待していなかった。そんなにインパクトの大きい策ではないからです。このサービスを用意することで「大きく〇〇が変わった!」という大きな変化が期待できるものではないからです。

ですから、これはサービスの内容云々の話をしているのではありません。

 

大事なのは、「小さな流入経路をつくっている」ことなのです。

 

以前、こんなエントリーを書きました。

 

そこではコンテンツSEO という、私なりの解釈ですと「ユーザーが求める適切なコンテンツ(=良質コンテンツ)をつくり、提供することで行う自然なSEO対策」ということ。

要は真面目にコツコツ、記事などの「顧客に役立つ、価値のある情報」を提供しようということです。そうやってアクセス数をコツコツ増やして行く。

たとえ取り上げるテーマの市場は小さくとも、1つ1つ増やして行く、積上げて行く。

 

先ほどの「仕込んだ小さなサービス」はこの大切さを教えてくれます。

 

かのドラッカーもこのような主旨のことを言っています。

イノベーションの第一の機会は「予期せぬ成功」である。
「予期せぬこと」「期待していなかったこと」は、すべて徹底的に調べよ。

ドラッカー入門 新版—未来を見通す力を手にするためにより筆者加筆修正

 

もちろん、伸びているものを伸ばす、構成比の大きい部分を伸ばしていくのが効率もよく、インパクトが大きいのは確かです。

 

しかし、たとえ成果は小さく地味なものであっても、予期していなかった成果、期待していなかった成果、ちょっとした違和感のある成果にも目を向けて見るべきだと思います。そういったものはたいていの場合、無視しがちですから。

 

たいていの会社でも、「創業当初は思いもしなかったサービスが今ヒットしている」なんてことは山ほどあるはず。そういうものも、見過ごしたり、なかったことにしたりすることはできたはず。そうしなかったから「今のヒット商品がある」のです。

 

話はそれましたが、とにかく、小さな流入経路をつくる、そしてそれを積上げる。この蓄積は、後で相当に効いてくるように思います。

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