◆メルマガvol.10(150706配信)
こんにちは。唐木です。
カレンダー。
あなたは仕事にカレンダーを使いますか?
クライアントによっては打ち合せの際、
カレンダーを自主的に
持参するスタッフさんがいます。
カレンダーをもとに、
そこに予定を書き込んだりします。
ベーシックなやり方ですが、
これが非常に便利なんです。
何が便利かって、
いつ、誰が、何をするのかを
可視化でき、
双方の共通認識にできるからです。
特に販促スケジュールを落とし込むと、
顧客との接触頻度を設計できます。
特に自分で自分のことを
「売り込むのが苦手」と思っている人。
そういう人はカレンダーを使って
接触頻度をうまく「設計」できれば
いいんじゃないでしょうか?
カレンダーに書き込むことで、
相手が接触される回数がわかります。
接触回数がわかると、
接触された時に相手が
どう感じるのかも想像出来ます。
相手の感情を実感出来れば、
接触頻度ややり方も調整出来ます。
互いにストレスを感じずにすみます。
結果、いい感じで売れます。
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それに、ちょっと考えてみて下さい。
「売り込んだら嫌われるんじゃ…」
なんて思っている人。
大丈夫です。嫌われません。
例えばここに
“メーター”があるとしましょう。
その一極は売り込みが強く、
もう一極はPRしない。
そんなメーターをイメージして下さい。
そもそも
「売り込んだら嫌われるんじゃ…」
なんて、よく思う人は繊細な人。
繊細な人は、日常で気遣いが出来る人。
その可能性が結構あります。
ですからそういう繊細な人は
自身のメーターが“売り”の方に傾いても、
それは自分が
売り込みが強くなっていると
思い込んでいるだけで、
本人が思っているほど
売り込みは強くないことが多い。
それに、
そもそも商品への自信が強ければ、
「嫌われるかも…」なんて
余計なことはあまり考えないはず。
むしろ売り込んであげてください。
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もう1つ。
仮に、売り込むことで嫌われたとしましょう。
それも、いいんです。
昔、こんな記事を書いていました。
改めてこれを読むと実感しますが、
すべての人に好かれることは無理だし、
そんなことは求めなくてよいのです。
むしろ、5%くらいでいいんです。
好かれるのは。
なので、
ガンガン売り込んでもいいし、
いい塩梅を探るのもいい。
そんな時、
カレンダーがかなり役立ちます。
古典的な方法ですが、アリです。
◆編集後記(150730)
セールスへの苦手意識って、内的問題と外部要因の2つの問題があるように思います。
内面の問題は、自分に対する無価値感や商品に対する自信のなさ。外的要因は、相手が望まないコミュニケーションをとってしまうこと。そんな風に思います。
「相手が望まないコミュニケーションをとらないようにする」って難しいですよね。だって、快か不快かは相手が決めることですから。相手が決めるということは、人によって沸点が違うわけです。快、不快のラインが。
そうなると、自分で出来ることの1つは、仮説と検証しかないように思います。
つまり、カレンダーです。スケジュールです。
まるで売れているホステスさんのように(←※TVで見ただけの知識)、顧客情報を記録する。誰が、いつ、どこで、どんなことを話し、どのように接し、どのような反応があったのか。同じようなことを、簡略的でもいいですから、販促で記録し、検証する事。こうやって「快、不快のライン」を見極めていく必要があるように思います。
そして、「快、不快のライン」は常に揺れ動くものだと思います。